玄米と白米

1996年6月、京都で国際シンポジウム「IP6と米の構成成分による疾病の予防」が開催されました。米および米糠に含まれるIP6やイノシトール成分の有効利用について医学専門家の積極的な意見交換です。本のタイトル通り、天然抗がん物質が玄米から発見されました。

私たちが毎日食べているのは、白いお米(精米)です。左は精米する前の玄米です。玄米を精米すると白米になります。精米した時に出るカスが米糠といいます。お漬け物を漬けたりする時のぬか床がそうです。この米糠の中には、沢山の栄養素が含まれています。学会で取り上げられた栄養素は、イノシトールとフィチン(フィチン酸・IP6
)です。端的に言うと、これらの栄養素を摂取すれば、ガン細胞が正常化するという事を、医師達が数十年掛けて臨床試験を行い、その効果を実証しました。

私たちの主食である米を毎日食べていれば、自然と健康を維持できたはずが、食の快適性の追求で、精米技術が進み、白米を好んで食べるようになりました。ここから、貴重な栄養素を摂取することができなくなり、疾病が増加した。であれば、本来あるべき栄養素を摂取すれば細胞にとってどれ程の貢献度があるのかを臨床検証したら、ガンをも正常化する力がある事を各国の医師達が発見したわけです。

当時私は、人にやさしいお茶づくりと称して、米糠と土壌微生物を使った自然回帰農法というお茶づくりを農家さんに提案しておりました。米糠と微生物を散布した土壌で育つ茶木は、慣行農法に比べると著しく元気になり収穫量も増えました。この時期に、学会と出会い。自信と確信が持てた瞬間でした。その後、学会の内容を精査して、人にも貢献出来ると悟り、今の商品群を開発しました。

この学会を企画したのは、メリーランド大学のシャムスディン博士で、博士は緑茶成分の研究もされていました。緑茶成分のカテキンとイノシトール、フィチン酸(IP6)が融合すると、ガン細胞の増殖を抑える働きが強化できることを発見。特に大腸ガンや乳ガンに対して効果があることを実証しました。

IP6とは、日本語でフィチン酸といいます。フィチン酸は玄米の中にフィチンとして存在しています。フィチンを食べると、フィチンが胃液の酸で分解され、体内でフィチン(IP6)に変わります。また、イノシトールは脂肪を分解する能力にすぐれ、体内の250種類もの細胞の必須栄養素でもあります。イノシトールの摂取量が不足すると、細胞が劣化し、あらゆる病気が発生する事が知られています。イノシトールという栄養素は玄米だけでなく、様々な食品に含まれていますが、玄米や大豆など穀類、肉類、グレープフルーツ等にも多く含まれています。この栄養素は水溶性なので毎日摂取しなけれななりません。

弊社で開発した健康茶や珈琲は、米糠の研究を通して点と点が繋がり出来上がった商品です。どうぞ、玄米栄養素の力を試してみてください。

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